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日記・コラム・つぶやき

2018年3月13日 (火)

確定申告の合間に。

所得税の確定申告の期限も間近となりました。

国税庁のHPも調べ物や電子申告の利用等で利用者の増える時期です。

国税庁HP内の「税務大学校」から「租税資料」のページに進むと、日本の租税史に関する資料とその歴史的背景などの興味深い税にまつわる話題を見ることができます。 http://www.nta.go.jp/ntc/sozei/index.htm

その中で、宮沢賢治が書いた『税務署長の冒険』という小説が紹介されていました。

大正12年頃の作品で、密造酒(酒税逃れ)の取締に活躍する税務署長を描いたものです。

どんな話なのか気になって、探し出して読んでみました。

税務署長自ら変装して密造酒を作っていると疑われる村へと乗り込んでいき、窮地に陥りながらも一味を検挙という話です。

税務署長さんは大まじめに探偵しているのですがどこか飄々としており、対する村人たちも会社組織で大まじめに密造酒作りに励んでいるのが朴訥としたおかしみを醸し出していました。

宮沢賢治といえば「銀河鉄道の夜」「注文の多いレストラン」など童話のイメージを持っていましたので「税」という実務的なテーマの作品もあるのか、と興味深く読みました。

必要に迫られて訪れることの多い国税庁のサイトですが、少し寄り道してみると息抜きになりますね。

2018年2月 1日 (木)

家計簿

早いもので、新年が始まって一ヶ月が過ぎました

三日坊主になりがちなものとして、よくあげられる家計簿ですが、今年こそは・・・という意気込みが少々重荷になってきている頃でしょうか。

幸田文の随筆「季節のかたみ/講談社文庫」に「家計簿は歴史である」というくだりがありましたので、ご紹介です。

以下は引用です。

「金銭の数字と品目だけが書かれているのが家計簿だが、どうしてどうしてここには暑い寒いの季節から、事柄のなりゆき、感情の起きふしまでが、まざまざとにじみ出している。誰彼を問わず、家計簿はみな文章なき名文章、傑作であると私は信じる。こんなにも簡潔で、しかも多くを語るノートは他にない。」

引用終わり。

家計簿に限らず帳簿は案外雄弁なものです。

そのことを余すことなく表現していて好きな文章のひとつです。家計簿をつけようという意欲が再度沸き立つような気になってきませんか?

家計簿は家族の来し方を振り返る記録であると同時に行く末を見つめるためにも大切です。

科目などにこだわって難しく考えると続きませんので、何のために家計簿をつけているのかという目的にあわせたつけ方で楽しんで記録していくと良いかもしれません。

2018年1月 6日 (土)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
昨年、事務所開設から40周年を迎えました。顧問先の皆様、御指導くださった諸先輩方、尽力してくれた代々の職員の皆、家族・友人に感謝しています。
記念にあちこちに書き綴った随筆を集めて「花の笑う日」という一冊の本にまとめる事が出来たことが私にとって大きな喜びでした。
これからも会計・税務を通じて事業を支援し、より良い社会の実現に寄与出来るよう精進してまいります。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2017年1月11日 (水)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

4日に仕事始めであっという間に一週間が過ぎました。七草が過ぎ、鏡開きが過ぎました。こうして一月も三分の一まで来ました。

年々、月日の過ぎるのが早いな、と思いますが、今年は少しでも「今年はこれをやりきった」といえるものを残したいものです。

なお、上川路会計事務所は父が創業してから今年で40年になります。まだまだ初代には頑張ってもらうとしても、二代目としての在り方も検討して行く年になりそうです。

今年も一年、よろしくお願いします。

2016年12月21日 (水)

あたたかな季節

今年もあとわずかになりました。

クリスマスも間もなくです。

 

ディケンズの『クリスマスキャロル』は、守銭奴で冷酷な老人スクルージがクリスマスイブに精霊たちに導かれて自らの生き方を省み、温かい慈悲の心を取り戻すというお話です。

 スクルージは、慈善のための寄附を求めてクリスマスキャロル(祝歌)を歌いながら家々を巡る若者を乱暴に追い払います。その時に振り上げて脅しに使うものが『簿記棒』と記されていました。職業柄、『簿記棒』とは何だろうと興味を持ち調べてみたところ、帳簿の罫線を引くための定規のようなものらしく、かなり重たくて長いもののようです。

 手書きの帳簿が少なくなった今ではほとんど廃れた道具ではありますが、他人のために情けをかけたり出費したりするのが嫌で、自分の財にしか興味が無く帳簿を見るのが生きがいというスクルージを象徴する印象的な小道具だと面白く思いました。

 ディケンズがクリスマスキャロルを執筆した背景には、当時のイギリスの社会問題、即ち多くの子供達が貧困にあえいでいる現状があり、国民に対して問題提起しようという意図があったと言われています。作中でクリスマスの精霊が哀れな様子の子供達を「無知」と「貧困」と紹介し、この子たちに注意を払え、と諭す場面があります。

 ディケンズは、この問題に対して人々がクリスマスの精神である「親切と寛容と慈善」を発揮することが一つの解決策になりうることを示しているのでしょう、

 スクルージの善良な甥が「クリスマスなど馬鹿らしい」と毒づく伯父に向かってクリスマスの喜びを語るセリフにその思いが込められているように感じます。

 『(略)困っている人たちのことを、別の目的地に向かう赤の他人ではなく、つかのまの人生をともに生きている同じ旅の仲間と考えるんです。(略)(参考図書 :「クリスマス・キャロル」春風社:出版 チャールズ・ディケンズ:著 井原慶一郎:翻訳解説)』

「子供の貧困」に限らず、様々な社会問題の解決のためには社会保障の面、財政の面、教育の面など様々な角度からの取り組みが必要ですが、まずは関心を持つことが肝心です。

 他者が置かれた状況に共感し関心を持つことで、慈愛の心が生まれ、その心が種となって具体的な活動を生み出すのです。

 クリスマスや年末年始は家族や親せきが集まったり、故郷に帰省してきた友人と久しぶりに再会したり、また、年賀状などを通じてつながりを確かめたり、と人と人との交流が活発になる時期で、身近な人や、今までに出会った人との縁に感謝するときです。

 この時期には、、赤い羽根の共同募金 http://www.akaihane.or.jp/や「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」という「Giving December http://giving12.jp/」という活動も行われています。自分にしっくりくる方法で同じ時代に社会に共に生きている人の幸せについても考える時にしたいですね。

2016年3月30日 (水)

「数字に強くあれ」

いよいよ最終週となったNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」。

主人公のモデルとなった広岡浅子の語録から会計に関することばをみつけましたのでご紹介します。

曰く、「数字に強くあれ」

「この社会で生き残るために必要なのは会計センスです。」と会計の重要性を説いています。
「企業経営にしろ、家計にしろ、国家財政にしろ、あらゆる商業活動、社会活動は数字で表現できます。その数字をどこまで理解し、コントロールできるか。それが鍵なのです。」と。

広岡浅子「一週一信」より

2016年3月11日 (金)

5年が経ちました

今日3月11日は、東北大震災から丸5年でした。

5年前と同じく今日も一日事務所で確定申告最終日に向けての作業に追われておりました。

14時46分、市役所の発するサイレンに合わせて事務所の皆で黙祷をささげました。

被災地の映像はいまだ復興が途上であることを伝えています。私に出来る事は何かを考えつつ、身の回りの防災・減災の取り組みを見直してみようと思っています。

2016年1月20日 (水)

新春講演会

16日は、事務所の新春講演会及び懇談会でした。
たくさんの方にお集まりいただき、時を共有することが出来、感謝しております。

さて、講演会では、多くの企業で人材育成研修を行っていらっしゃる株式会社アクティーの清水義昭先生にお話しいただきました。

 先生のお話は、すぐに何かに役に立つという事では無くて「学びの種」を沢山分けていただいている、と感じます。

 この「種」を種のまま眠らせてしまうか、大きく育てることが出来るかは自分次第なのでしょう。

いろいろなお話しがあったのですが、印象に残った「フォワードの法則」について書いておきます。

 人は、「与えること」で自分の心にエネルギーが生じるという一面を持っているということで、「リスペクト(敬う)」「チア(応援する)」「アプリシェイト(感謝する)」という三つの思いが大切だということでした。

 人を見る時、まず欠点に目がいってしまうのは、相手を下げることで自分の優位性を保とうとする狭い心が働くから。相手の優れている処を素直に敬い、学ぶ方がより自分自身も成長出来るのですから、気をつけたいところです。

 そして、「応援する」ことも、自分に余裕がなければ他人を応援するのも難しくなります。自分のことだけで精一杯にならず、常にだれかを支え、力になるだけの度量を持ちたいものです。

 「感謝する」も、特に親しい間柄ほど、こちらが求めることが多くなりすぎて感謝の気持ちが薄れてしまうこともあり、改めねばと思いました。

 この三つの心は、簡単に見えて、心の器が大きくないと難しいようです。すぐには難しいですが、常に心に留めておくことで成長していきたいと思っているところです。

 年の初めには、いつも、今年こそ、という清新な気持ちを持っているのですが、少しずつ日常に埋没してしまいます。

 早くも弛緩し始めた心に良い緊張を得ることのできたひと時でした。

2015年9月30日 (水)

「広岡浅子」に注目

今週から、NHKの朝ドラが新しくなりました。

ドラマ「あさが来た」の主人公のモデルは、広岡浅子。

 江戸末期に京都の三井家に生まれ、大阪の両替商に嫁ぎ、明治維新の激変期を夫に代わって家の舵取りを行って乗り切り、炭鉱経営や銀行経営、保険会社の設立など実業家として活躍しました。

さらに、女子教育にも情熱をそそぎ、日本女子大学の設立に尽力した教育者としての側面もあります。

時代を考えれば何とも大きな器量の持ち主で、興味を持っているのです。

また、ドラマ上、薩摩出身の五代友厚が準主役として扱われるとのことで、どのような描き方をされるのかも楽しみにしています。

2015年9月17日 (木)

敬老の日に

「敬老の日」が移動祝日となってからもなんとなく9月15日を意識してしまいます。

この日は、今では老人福祉法によって「老人の日」と制定されています。

「国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意慾を促す日。」なのだそうです。

さて、最近「老後破産」や「下流老人」などの言葉を目にすることが多くなりました。

年金などの収入が生活保護水準で、医療や介護の負担が重くなってくる中、生活に困窮している高齢者が増えてきているとのことで、今後も増加する可能性が高いと言われています。

そこに至るまでの過程はそれぞれだと思いますが、年金、医療・介護などの社会保障政策の問題、正規・非正規労働間の賃金格差などの雇用問題、その他現代の日本が抱える課題が要因として絡み合っているのでしょう。

これらの問題は先送りしても見えないふりをしても勝手に解決したりはしません。

老いの道は私達一人一人が行く道です。

財源(税金の負担)も含めて真剣に考えていきたいですね。

また、私達も、国にお任せではなくて老後の生活に対し自ら備える心構えが必要です。

健康を維持すること、収入の維持や資産の形成などに努めること、家族や地域などの人的つながりを育んでおくことなどがあげらるでしょうか。

その中で、年金・相続・保険に関する知識やライフプランについては、金融広報中央委員会のホームページに分かりやすくまとまっていますので、興味のある方はご覧ください。http://www.shiruporuto.jp/info/senior.html

私は、特別養護老人ホームなどの介護施設にお伺いする機会が多いのですが、職員の方々と入所者・利用者の方々の温かいやりとりをいつも目にしています。

 社会福祉法人制度改革などが盛り込まれた社会福祉法の改正は国会で審議中ですが、社会福祉法人がより地域の課題解決に貢献できるよう、また、介護人材の量的質的な充実が果たされて、より多くのお年寄りに手が差し伸べられるようになるよう願っています。

 (社会福祉法人制度改革について http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000074114.html )

「敬老の日」を前に、暗い話題になってしまいましたが、日本には元気で尊敬できるご長寿の方々がたくさんいます。特に百歳近い方々の生命の輝き、人としての叡智の深さにはいつも魅せられてます。

 雑誌「東京人」の10月号で「百歳に近くしてまだ夢や生きがい、目的がある方」を「すてきなアラハン(around100歳)」と総称し特集していて、興味深く読みました。(「東京人」ホームページ http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html )

 まだ、私などは今までの倍生きても届かない境地ですが、学んでいきたいものです。

福笹文庫(新着)