2018年10月
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2018年10月11日 (木)

花笑通信

税理士法人化に伴い、ブログの名称を変更しました。

花笑(はなえみ) 花が咲くこと、また人がほほえんでいるのを咲いた花にたとえていう語(大辞林第三版より)

「花が咲く」ということは、今までの努力が実ること。そして未来へとつながる実を結ぶこと。

事業の発展や夢の実現など「花」の意味することはそれぞれですが、そのことを達成した時の晴れ晴れとした喜びは同じです。

関与するお客様の事業が花咲くように栄えるように

事業の発展が社会に笑顔をもたらすものとなるように

私が仕事をしていくときの願いです。

税理士法人化のお知らせ

早いもので酷暑の夏も去り、朝夕の空気が肌寒く感じるようになりました。

10月1日、上川路美恵野税理士事務所は、税理士法人化して税理士法人上川路会計 名山町鹿児島ビル事務所となりました。

業務の状況、連絡先、スタッフといった主要な事項は概ね従来通りですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

2018年7月19日 (木)

社会福祉法人の経営分析

連日酷暑が続きますね。今朝のラジオで「命にかかわる暑さ」と表現していましたが、本当に外を歩いているとめまいがしてきます。
大雨被害の被災地の方々にはより一層厳しい状況かと思います。お見舞い申し上げます。

さて、日本公認会計士協会から「社会福祉法人の経営指標 ~経営状況の分析とガバナンスの強化に向けて~」という非営利法人委員会研究報告が公表されました。
4年前に発出されたものの改訂版ですが、社会福祉法人の特性を踏まえた経営分析についてまとめられていて、社会福祉法人の経営の向上に活用できるかと思います。

https://jicpa.or.jp/specialized_field/20180718gjj.html

今は、平成29年度の決算がまとまったばかりの時期なのでその分析はこれからだと思いますが、平成28年度の社会福祉法人の経営状況等についてまとめたレポートをWAM(独立行政法人福祉医療機構)のHPからみることができます。
http://www.wam.go.jp/hp/guide-keiei-report-tabid-1853/
施設ごとの分析もありますのでご参考まで。

少子高齢化を始めとする社会環境の変化を受けて社会福祉法人にとって経営の重要性が高まってきています。
会計情報も含めて多面的に現状を検証し、経営に活かしていくことが大切です。

2018年7月12日 (木)

平成30年度税制改正~特例事業承継税制~

先日、(一社)鹿児島経営サポートセンター(KSC)主催の税制改正研修会で講師を務めました。
税制改正について知ることは、今の社会情勢や政策の動向を知ることです。
直接自分に関係のない項目でも改正の内容やその背景を把握しておくことは、将来に向けた意思決定を行う上で重要です。

さて、平成30年度税制改正の目玉と言えばやはり特例事業承継税制の創設です。
中小企業経営者の高齢化が進み、事業承継が進んでいないという社会課題を税制の面から後押しする制度です。
事業承継の際の贈与税・相続税を猶予する「事業承継税制」を今後5年以内に特例承継計画を提出し、10年以内に実際に承継を行うものを対象として抜本的に拡充しました。
事業承継税制自体は従来からあるのですが、その使い勝手の悪さからあまり利用されていませんでした。
今回その点がかなりの点で改正されています。
 1.従来の制度では、議決権株式総数の3分の2までの上限がありさらに相続税の猶予割合が80%であって、実質的に猶予は53%に留まっていたが、対象株式数の上限等を撤廃し、事象承継時の贈与税・相続税の現金負担がゼロとなる
 2.従来の制度では、事業承継後5年間平均で雇用の8割を維持することが求められ、仮に維持できなかった場合猶予された税額を全額納付する必要があり、制度利用をためらう要因であったが、雇用維持要件を満たせなかった場合でも納税猶予を継続可能となる
  3.従来の制度では、一人の先代経営者から一人の後継者への贈与・相続が対象であったが、複数株主から代表者である後継者(最大3人)への承継も対象となり実情に応じた承継が可能となる
  4.従来の制度では、承継後に後継者が自主廃業や売却を行う際に承継時の株価を基に贈与税・相続税を納税する必要があって税負担が課題であったが、今後場売却額や廃業時の評価額を基に納税額を再計算し承継時の株価を基に算定した納税額との差額を減免できるため経営環境の変化によるリスク低減できる

納税猶予を受けるためには特例承継計画の策定と都道府県知事の認定、税務署への申告などの手続が必要です。

事業承継に関しては中小企業庁に特設ページが設けられていますので、詳細はこちらを確認してみてください。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/index.html

中小企業の廃業が続けば雇用の減少を始めとして地域経済への深刻な打撃が予想されます。
私も必要な支援が出来るよう新制度について鋭意勉強中です。

2018年3月13日 (火)

確定申告の合間に。

所得税の確定申告の期限も間近となりました。

国税庁のHPも調べ物や電子申告の利用等で利用者の増える時期です。

国税庁HP内の「税務大学校」から「租税資料」のページに進むと、日本の租税史に関する資料とその歴史的背景などの興味深い税にまつわる話題を見ることができます。 http://www.nta.go.jp/ntc/sozei/index.htm

その中で、宮沢賢治が書いた『税務署長の冒険』という小説が紹介されていました。

大正12年頃の作品で、密造酒(酒税逃れ)の取締に活躍する税務署長を描いたものです。

どんな話なのか気になって、探し出して読んでみました。

税務署長自ら変装して密造酒を作っていると疑われる村へと乗り込んでいき、窮地に陥りながらも一味を検挙という話です。

税務署長さんは大まじめに探偵しているのですがどこか飄々としており、対する村人たちも会社組織で大まじめに密造酒作りに励んでいるのが朴訥としたおかしみを醸し出していました。

宮沢賢治といえば「銀河鉄道の夜」「注文の多いレストラン」など童話のイメージを持っていましたので「税」という実務的なテーマの作品もあるのか、と興味深く読みました。

必要に迫られて訪れることの多い国税庁のサイトですが、少し寄り道してみると息抜きになりますね。

2018年2月20日 (火)

有料老人ホーム等での「食事提供」と消費税

 購読している週刊税務通信に興味深い記事がありましたので、ご紹介です。

 週間税務通信No3491号で「有料老人ホームで行われる特定施設入所者生活介護での「食事の提供」が非課税取引に当たらない」と報じられていました。

 見解の分かれる論点だと思っていましたが、やはり問い合わせが多かったようで、考え方の詳細を示した記事がNo3495(2月19日)に掲載されていました。

 介護保険法第8条第11項等に規定する「特定施設入居者生活介護」には、「食事等の介護」は含まれているが「食事の提供」は含まれていないこと、通所・入所系のサービスに関わる「日常生活に要する費用」は非課税となるが、通所介護及び短期入所生活介護などで含まれている「食事の提供に関する費用」が、特定施設入居者生活介護については含まれていないことが根拠として示されています。

 詳しくは該当号をご確認ください。

2018年2月 1日 (木)

確定申告の季節です

2月になり、平成29年分の確定申告の時期となりました。

平成29年分確定申告の「相談及び申告書の受付期間」は次のとおりです。
 ・ 所得税及び復興特別所得税
  → 2018年2月16日(金)から3月15日(木) 
 ・ 個人事業者の消費税及び地方消費税
  → 2018年1月4日(木)から4月2日(月)
 ・ 贈与税
  → 2018年2月1日(木)から3月15日(木)
  なお、所得税及び復興特別所得税の還付申告は、上記の期間前でも行うことができます。

今年は、医療費控除及びセルフメディケーション税制に関する事項が変更・新設されています。

○ 医療費控除については、医療費の領収書の提出・提示が必要でしたが、医療費控除の明細書(PDF/173KB)を提出することにより、領収書の提出・提示が不要となりました。

○ 特定の医薬品を12,000円以上購入した場合の医療費控除の特例、いわゆるセルフメディケーション税制が創設されました。
 
○ 通常の医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらか一方しか適用することができません。

留意事項として、マイナンバーの記載漏れ、予定納税額の記載漏れ、復興特別所得税の記載漏れ、添付書類の漏れ、などが挙げられています。

昨今の傾向としてネットオークションやフリーマーケットなどを利用した副収入のある人が増加していますが、これについても原則として申告の必要がありますので、御留意下さい。

また、税金のクレジットカード納付も可能となっています。

以下は、関連する国税庁のページです。早めに確認し、必要な準備を行ってください。

○ 平成29年分の確定申告においてご留意いただきたい事項
 → https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2018/shinkoku/index.htm

○ 平成29年分確定申告特集ページ
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

○ 確定申告書等作成コーナー
 → https://www.keisan.nta.go.jp/

○ 贈与税の申告手続
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/sozoku-zoyo/annai/01.htm

○ 申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税
 (個人事業者)の振替納税手続
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm

○ 国税のクレジットカード納付
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/index.htm

家計簿

早いもので、新年が始まって一ヶ月が過ぎました

三日坊主になりがちなものとして、よくあげられる家計簿ですが、今年こそは・・・という意気込みが少々重荷になってきている頃でしょうか。

幸田文の随筆「季節のかたみ/講談社文庫」に「家計簿は歴史である」というくだりがありましたので、ご紹介です。

以下は引用です。

「金銭の数字と品目だけが書かれているのが家計簿だが、どうしてどうしてここには暑い寒いの季節から、事柄のなりゆき、感情の起きふしまでが、まざまざとにじみ出している。誰彼を問わず、家計簿はみな文章なき名文章、傑作であると私は信じる。こんなにも簡潔で、しかも多くを語るノートは他にない。」

引用終わり。

家計簿に限らず帳簿は案外雄弁なものです。

そのことを余すことなく表現していて好きな文章のひとつです。家計簿をつけようという意欲が再度沸き立つような気になってきませんか?

家計簿は家族の来し方を振り返る記録であると同時に行く末を見つめるためにも大切です。

科目などにこだわって難しく考えると続きませんので、何のために家計簿をつけているのかという目的にあわせたつけ方で楽しんで記録していくと良いかもしれません。

2018年1月 6日 (土)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
昨年、事務所開設から40周年を迎えました。顧問先の皆様、御指導くださった諸先輩方、尽力してくれた代々の職員の皆、家族・友人に感謝しています。
記念にあちこちに書き綴った随筆を集めて「花の笑う日」という一冊の本にまとめる事が出来たことが私にとって大きな喜びでした。
これからも会計・税務を通じて事業を支援し、より良い社会の実現に寄与出来るよう精進してまいります。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2017年1月11日 (水)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

4日に仕事始めであっという間に一週間が過ぎました。七草が過ぎ、鏡開きが過ぎました。こうして一月も三分の一まで来ました。

年々、月日の過ぎるのが早いな、と思いますが、今年は少しでも「今年はこれをやりきった」といえるものを残したいものです。

なお、上川路会計事務所は父が創業してから今年で40年になります。まだまだ初代には頑張ってもらうとしても、二代目としての在り方も検討して行く年になりそうです。

今年も一年、よろしくお願いします。

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福笹文庫(新着)