2018年3月
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2018年3月13日 (火)

確定申告の合間に。

所得税の確定申告の期限も間近となりました。

国税庁のHPも調べ物や電子申告の利用等で利用者の増える時期です。

国税庁HP内の「税務大学校」から「租税資料」のページに進むと、日本の租税史に関する資料とその歴史的背景などの興味深い税にまつわる話題を見ることができます。 http://www.nta.go.jp/ntc/sozei/index.htm

その中で、宮沢賢治が書いた『税務署長の冒険』という小説が紹介されていました。

大正12年頃の作品で、密造酒(酒税逃れ)の取締に活躍する税務署長を描いたものです。

どんな話なのか気になって、探し出して読んでみました。

税務署長自ら変装して密造酒を作っていると疑われる村へと乗り込んでいき、窮地に陥りながらも一味を検挙という話です。

税務署長さんは大まじめに探偵しているのですがどこか飄々としており、対する村人たちも会社組織で大まじめに密造酒作りに励んでいるのが朴訥としたおかしみを醸し出していました。

宮沢賢治といえば「銀河鉄道の夜」「注文の多いレストラン」など童話のイメージを持っていましたので「税」という実務的なテーマの作品もあるのか、と興味深く読みました。

必要に迫られて訪れることの多い国税庁のサイトですが、少し寄り道してみると息抜きになりますね。

2018年2月20日 (火)

有料老人ホーム等での「食事提供」と消費税

 購読している週刊税務通信に興味深い記事がありましたので、ご紹介です。

 週間税務通信No3491号で「有料老人ホームで行われる特定施設入所者生活介護での「食事の提供」が非課税取引に当たらない」と報じられていました。

 見解の分かれる論点だと思っていましたが、やはり問い合わせが多かったようで、考え方の詳細を示した記事がNo3495(2月19日)に掲載されていました。

 介護保険法第8条第11項等に規定する「特定施設入居者生活介護」には、「食事等の介護」は含まれているが「食事の提供」は含まれていないこと、通所・入所系のサービスに関わる「日常生活に要する費用」は非課税となるが、通所介護及び短期入所生活介護などで含まれている「食事の提供に関する費用」が、特定施設入居者生活介護については含まれていないことが根拠として示されています。

 詳しくは該当号をご確認ください。

2018年2月 1日 (木)

確定申告の季節です

2月になり、平成29年分の確定申告の時期となりました。

平成29年分確定申告の「相談及び申告書の受付期間」は次のとおりです。
 ・ 所得税及び復興特別所得税
  → 2018年2月16日(金)から3月15日(木) 
 ・ 個人事業者の消費税及び地方消費税
  → 2018年1月4日(木)から4月2日(月)
 ・ 贈与税
  → 2018年2月1日(木)から3月15日(木)
  なお、所得税及び復興特別所得税の還付申告は、上記の期間前でも行うことができます。

今年は、医療費控除及びセルフメディケーション税制に関する事項が変更・新設されています。

○ 医療費控除については、医療費の領収書の提出・提示が必要でしたが、医療費控除の明細書(PDF/173KB)を提出することにより、領収書の提出・提示が不要となりました。

○ 特定の医薬品を12,000円以上購入した場合の医療費控除の特例、いわゆるセルフメディケーション税制が創設されました。
 
○ 通常の医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらか一方しか適用することができません。

留意事項として、マイナンバーの記載漏れ、予定納税額の記載漏れ、復興特別所得税の記載漏れ、添付書類の漏れ、などが挙げられています。

昨今の傾向としてネットオークションやフリーマーケットなどを利用した副収入のある人が増加していますが、これについても原則として申告の必要がありますので、御留意下さい。

また、税金のクレジットカード納付も可能となっています。

以下は、関連する国税庁のページです。早めに確認し、必要な準備を行ってください。

○ 平成29年分の確定申告においてご留意いただきたい事項
 → https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2018/shinkoku/index.htm

○ 平成29年分確定申告特集ページ
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

○ 確定申告書等作成コーナー
 → https://www.keisan.nta.go.jp/

○ 贈与税の申告手続
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/sozoku-zoyo/annai/01.htm

○ 申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税
 (個人事業者)の振替納税手続
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/annai/24100020.htm

○ 国税のクレジットカード納付
 → https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/nozei-shomei/credit_nofu/index.htm

家計簿

早いもので、新年が始まって一ヶ月が過ぎました

三日坊主になりがちなものとして、よくあげられる家計簿ですが、今年こそは・・・という意気込みが少々重荷になってきている頃でしょうか。

幸田文の随筆「季節のかたみ/講談社文庫」に「家計簿は歴史である」というくだりがありましたので、ご紹介です。

以下は引用です。

「金銭の数字と品目だけが書かれているのが家計簿だが、どうしてどうしてここには暑い寒いの季節から、事柄のなりゆき、感情の起きふしまでが、まざまざとにじみ出している。誰彼を問わず、家計簿はみな文章なき名文章、傑作であると私は信じる。こんなにも簡潔で、しかも多くを語るノートは他にない。」

引用終わり。

家計簿に限らず帳簿は案外雄弁なものです。

そのことを余すことなく表現していて好きな文章のひとつです。家計簿をつけようという意欲が再度沸き立つような気になってきませんか?

家計簿は家族の来し方を振り返る記録であると同時に行く末を見つめるためにも大切です。

科目などにこだわって難しく考えると続きませんので、何のために家計簿をつけているのかという目的にあわせたつけ方で楽しんで記録していくと良いかもしれません。

2018年1月 6日 (土)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
昨年、事務所開設から40周年を迎えました。顧問先の皆様、御指導くださった諸先輩方、尽力してくれた代々の職員の皆、家族・友人に感謝しています。
記念にあちこちに書き綴った随筆を集めて「花の笑う日」という一冊の本にまとめる事が出来たことが私にとって大きな喜びでした。
これからも会計・税務を通じて事業を支援し、より良い社会の実現に寄与出来るよう精進してまいります。
今年もよろしくお願い申し上げます。

2017年1月11日 (水)

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

4日に仕事始めであっという間に一週間が過ぎました。七草が過ぎ、鏡開きが過ぎました。こうして一月も三分の一まで来ました。

年々、月日の過ぎるのが早いな、と思いますが、今年は少しでも「今年はこれをやりきった」といえるものを残したいものです。

なお、上川路会計事務所は父が創業してから今年で40年になります。まだまだ初代には頑張ってもらうとしても、二代目としての在り方も検討して行く年になりそうです。

今年も一年、よろしくお願いします。

2016年12月21日 (水)

あたたかな季節

今年もあとわずかになりました。

クリスマスも間もなくです。

 

ディケンズの『クリスマスキャロル』は、守銭奴で冷酷な老人スクルージがクリスマスイブに精霊たちに導かれて自らの生き方を省み、温かい慈悲の心を取り戻すというお話です。

 スクルージは、慈善のための寄附を求めてクリスマスキャロル(祝歌)を歌いながら家々を巡る若者を乱暴に追い払います。その時に振り上げて脅しに使うものが『簿記棒』と記されていました。職業柄、『簿記棒』とは何だろうと興味を持ち調べてみたところ、帳簿の罫線を引くための定規のようなものらしく、かなり重たくて長いもののようです。

 手書きの帳簿が少なくなった今ではほとんど廃れた道具ではありますが、他人のために情けをかけたり出費したりするのが嫌で、自分の財にしか興味が無く帳簿を見るのが生きがいというスクルージを象徴する印象的な小道具だと面白く思いました。

 ディケンズがクリスマスキャロルを執筆した背景には、当時のイギリスの社会問題、即ち多くの子供達が貧困にあえいでいる現状があり、国民に対して問題提起しようという意図があったと言われています。作中でクリスマスの精霊が哀れな様子の子供達を「無知」と「貧困」と紹介し、この子たちに注意を払え、と諭す場面があります。

 ディケンズは、この問題に対して人々がクリスマスの精神である「親切と寛容と慈善」を発揮することが一つの解決策になりうることを示しているのでしょう、

 スクルージの善良な甥が「クリスマスなど馬鹿らしい」と毒づく伯父に向かってクリスマスの喜びを語るセリフにその思いが込められているように感じます。

 『(略)困っている人たちのことを、別の目的地に向かう赤の他人ではなく、つかのまの人生をともに生きている同じ旅の仲間と考えるんです。(略)(参考図書 :「クリスマス・キャロル」春風社:出版 チャールズ・ディケンズ:著 井原慶一郎:翻訳解説)』

「子供の貧困」に限らず、様々な社会問題の解決のためには社会保障の面、財政の面、教育の面など様々な角度からの取り組みが必要ですが、まずは関心を持つことが肝心です。

 他者が置かれた状況に共感し関心を持つことで、慈愛の心が生まれ、その心が種となって具体的な活動を生み出すのです。

 クリスマスや年末年始は家族や親せきが集まったり、故郷に帰省してきた友人と久しぶりに再会したり、また、年賀状などを通じてつながりを確かめたり、と人と人との交流が活発になる時期で、身近な人や、今までに出会った人との縁に感謝するときです。

 この時期には、、赤い羽根の共同募金 http://www.akaihane.or.jp/や「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」という「Giving December http://giving12.jp/」という活動も行われています。自分にしっくりくる方法で同じ時代に社会に共に生きている人の幸せについても考える時にしたいですね。

社会福祉法人制度改革に関する資料の公表について

社会福祉法人制度改革について厚生労働省から関係資料が公表されています。

 

1111日に社会福祉法改正に関係する政令等が公布されました。

改正された政令等とともに関係する通知、事務連絡が発出されています。

 

1128日には、全国担当者向け説明会の資料が公表されました。

 

1214日は、「社会福祉充実計画の承認等に係る事務処理基準(案)」が更新されています。

 

「厚生労働省 社会福祉法人制度改革について」のページからファイルがダウンロードできます

 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000142657.html

 

 

新定款変更の承認に関する理事会が開かれているころだと思います。

来年にかけて定款変更、評議員の選任、新ガバナンス体制の構築、社会福祉充実計画に関する事項など通常の予算・決算業務に加えて多くの事務作業が増えますね。スケジュールなどご確認ください。

2016年10月 3日 (月)

社会福祉法人制度改革情報

また、台風が近づいてきて少々落ち着かない週明けです。

 

926日の社会保障審議会福祉部会の資料が公開されています。

 

社会福祉法の改正に伴う政省令事項の案が示されています。

 

1 政令で規定する事項

 会計監査人設置の基準

 評議員数に関する経過措置

 社会福祉法人の資産の総額の変更に係る当期の期限の変更

 

2 省令で規定する主な事項

 評議員等と特殊の関係を有する者

 控除対象財産額

 社会福祉充実計画

 

この中で関心が深いのは、「会計監査人設置の基準」と「評議員数に関する経過措置」でしょうか。

 

 

<会計監査人設置の基準>

会計監査人の導入は、社会福祉法人への信頼を確立し、法人の経営力強化し、効率的な経営を行う観点からも重要です。

 一方で現状では、監査を受ける社会福祉法人も、監査を実施する公認会計士等、会計監査人制度・社会福祉法人制度等への理解及び態勢整備等の準備が十分ではなく、一定の期間が必要と思われます。

 そのため、会計監査人制度を円滑に導入し、より多くの社会福祉法人に安定的に根付かせていくため、段階的に制度を導入することが適当とされています。

 

具体的には、以下のようにされています。

 

 ・平成29年度、平成30年度は、収益30億円を超える法人又は負債60億円を超える法人

 ・平成31年度、平成32年度は、収益20億円を超える法人又は負債40億円を超える法人

 ・平成33年度以降は、収益10億円を超える法人又は負債20億円を超える法人 と段階的に対象範囲を拡大。

  ただし、段階施行の具体的な時期及び基準については、平成29年度以降の会計監査の実施状況等を踏まえ、 必要に応じて見直しを検討する。

 

 

<評議員数に関する経過措置>

 評議員会は、改正法において必置の議決機関となりました

 一定の事業規模を超えない法人については、評議員の員数について、本来、理事の員数(6人以上)を超える数とするところ、施行から3年間、4人以上とすることとしています。

 「一定の事業規模については、法人が経営する施設の数にかかわらず、平成27年度決算の事業活動計算書におけるサービス活動収益を基準とし、当該収益の額については、全法人の収益の平均額である4億円を超えない法人とすることとなりました

 

資料は、こちらから見ることが出来ます。http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000137867.html

現在、パブリックコメント募集中であり、政省令案については、そちらからも見ることが出来ます。

2016年9月21日 (水)

社会福祉法人制度改革について(資料)

あっという間に九月の後半です。今朝はひんやりとした空気が心地よく暑さ寒さも彼岸まで、を実感しています。

さて、8月に、社会福祉法人制度改革についてのセミナーを開催しました。

100名の参加者で企画したのですが、いつに無く早々と定員に達しました。関心の深い分野だということを改めて感じたところでした。

具体的なところが未定の部分も多く、今一つすっきりしない説明になってしまったのが、講師としては残念でした。

 厚生労働省からのより具体的な情報が公表される予定が10月なので、それ以降に再度セミナーを実施したいと思っているところです。

 社会福祉法人制度改革についての現段階での資料がこちらにあります。(9月16日付け)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000136969.html

新評議員制度をはじめ、ガバナンスに関する説明、定款(案)などがまとめられています。
7月に公表された「全国担当者説明会資料」に加えて「社会福祉充実残額等について」「社会福祉法人制度改革に関するFAQ」などが追加で公表されています。

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